絶世の美女は、メス特有のアノときも、光り輝き、美しかった。
いつもの酒場に向かう。
だいたいいつもいるメンバーの中に、絶世の美女がいて、たじろぐ。
1枚目の盗撮は、興奮のあまりブレてしまった。
恥ずかしいので、もう削除しちゃったけどね。
しかし、なんで貴女のような方が、こんなところにいるのか。
場違いではないのか。
こんな朽ち果てたような薄汚れたところで。
美しさに釘付けになりながら、盗撮を続ける。
そのうち、気づく。
アルコールには用がないんだ。
その朽ちたところが好きなんだな。
まったく、驚いたよ。
慎重に撫でているのも、しかしそのあとの所作で納得した。
「どうだい、美しいだろ?」って、でんでんのネタを知っているのはある年代の特定の層か…。
実はその前日も見たんだけどね、サクラの葉に飛んでくるところを。
そのときは、かなり距離があったので、証拠写真程度だった。
それがどうだい、この至近距離。
こんな間近で生きたタマムシをまじまじと見たのは少年の日以来だよ。
タマムシはエノキにくると思っていたので、ここ、コナラの樹液酒場にくるなんて、予想だにしなかったよ。
まだ写真は続くよ。最後には動画もあるから、見てね。
あまり明るくないところ、歩き回っているので、シャッター速度稼ぐためにフラッシュ焚いたら…
なんだか別物に…。
この後2枚出すけど、違いが分かるかな?
向きが違うって、いや、そこじゃなくて。サイゼリヤの間違い探しじゃないんだよ。
よーく見て。
見た?
見た?
違い、分かった?
では、よくわかる写真をいくつか出そう。
(そうはいってもブレてる写真が多いんだよなあ)
撮りながらも、最初、産卵管を出していることには気づかなかった。
複眼にピントを合わせようとするので、お尻の方にはこちらの目がいかないんだ。
触角で樹皮を丹念に探っているのは、わかったけど。
タマムシが樹液に来るのは見たことないし、おかしいなとは思ったんだけど。
そのうち、お尻のほうから何か出していて、さらに、木に差し込んだのが分かった。
カメラのファインダーから目を外し、眺めていたとき。
動画にも撮ったよ。
何度見ても、この動画にかぎらず、もともと小穴が開いているところに産卵管を差し込んでいた。
この日はこの後サクラに産卵するヤマトタマムシも撮った。
ああ、幸せ♪
その他の画像、どこかに公開するかも。
その場合は、コメント欄へリンクを張っておきます。