無為♪皆♪混沌の場H

~感じる言葉、考えるアッシ~

怖い。カラダを迫られる

こんなコロナ禍でなくても、こんな濃厚接触は避けたい。

 

もうモテるのはこりごり。

 

彼女は、いきなり顔に迫ってきた。

 

頬に伝わるかすかな感触にカラダが凍り付く。

 

自分にはその気がないということをはっきり示すために、固まった。

 

怖くて声も出せない。心の中は絶叫しているのに。

 

そもそも、話せばわかる相手でもない。

 

キスされるかと思ったが、こちらにその意思がないことが伝わったのか、いったん離れた。

 

あきらめたか。

 

いや、今度は胸か、それとも、え?お腹?

 

左のひざに来た。

 

左ひざを立てていた。

 

迫りくる彼女から逃れるべく、仰向けで後退している途中だった。

 

 

息をこらしている途中で気づく。

 

これは夢だ。

 

夢なら、脚を動かしても大丈夫だ。

動かしてみた。

 

目が覚めた。

 

時計を見ると6時10分。

 

クミゴン(奥様)が6時に目覚ましをかけているから、それがきっかけだったかも。

 

目が覚めたとき、左ひざは立てていた。

 

彼女は、こんな背格好の子(似たような子の写真を選んだ)。

けっこう毛深いんだよね。

 

http://musigasuki.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

 

 

夢の中ではそこまで再現されなかったけど。

 

なにより、飛ぶときの羽音がなかったな。

あとで気づいたけど。

 

俺の夢のリアリティもまだまだだ。

 

怖かったけど。